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2021.08.05

原爆の日

 8月6日は広島市の「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」

昨年末に亡くなられた入居者の意思を受けて、慰霊と平和を祈念してきました。

その方は原爆投下時、広島市外に使役に出ていたため難を逃れたと。「ものすごい爆発音がして帰ってみると市(広島市)は廃墟と化して人々は傷つき倒れ、大空襲があったのだと只、呆然としていた。・・・原爆をまともに受けた人は全身ヤケドの様な状態で、おそらく身体が燃えるように熱かったのだろう、よろめく様に川に入り、そのまま瀬戸内海に流されてゆく、その人の数の多さに只々立ち止まったまま見ていた。・・・」と当時のことを手記に残しています。

生前、その方は私の自宅が長崎市にあり、母が被爆したため私が「被爆二世」と知ると、当時のことをよく話をしてくれました。

毎年、全国ニュースで広島と長崎の慰霊祭の映像が流れます。そのたびに母から「当時小学生だった。目と耳を両手で塞ぎ、近くの牛小屋の敷かれた藁の上に飛び込んだ。」と聞きました。キノコ雲が空高く上がるのを見たとも。

世界では、今でも戦争や争いが続いています。残念です! せめて日本はこのまま平和であってほしいと思いながら式典の準備をされていた平和記念公園の記念碑の前で手を合わせ黙とうし、熱海館へ向かいました。

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